目的
山形大学と連携機関が理数系分野に卓越した県内の小中学生を選抜し、科学を基盤とする未来を担う人材育成を行います。
目標
ヤマガタサイエンスアカデミーは、3年間のプログラム事業として実施されます。
全体目標
- 実施における実験などは、山形大学・連携機関のリソースを単に体験させるのではなく、学校現場と協力し、履修プログラムの構築を行い、連続して履修することにより科学の力をつけることを目標とします。
- 最終的に科学の甲子園ジュニアの全国大会・日本学生科学賞の全国大会発表・各科学グランプリ受験を目標とします。
アカデミー生が習得目標とする資質・能力
- 問題を設定し解決する力(科学的探求の能力)、科学を定量的に考察する力
- 新たな価値を主導・想像する力(情報活用能力、科学的な思考力・表現力)、科学的な問題を見い出し、科学的に解決する力
- 対人関係能力(協調性・コミュニケーション能力)、科学的に物事を伝える力
- 学びに向かう力(科学への関心・意欲、集中力、持続力)、粘り強さ(根気・集中力)
- 持続可能な社会づくりに関わる実践力(地球的視野・価値観、科学的な根拠に基づく賢明な意志決定)、協調性
コース・年度目標
ベーシックコース《1年目》
- 科学の素養を獲得するカリキュラムの完成とその実施
- プログラムから学んだことの発表会
- 科学の甲子園ジュニア県大会のオープン参加
アドバンスⅠ《2年目》
※ベーシックコースを履修した受講生が、アドバンスⅠに進むことが出来ます。
- 科学の甲子園ジュニア県予選の各中学校からの参加
- グループ課題研究の実施
- 日本学生科学賞への応募
- 課題研究の発表会開催
アドバンスⅡ《3年目》
※アドバンスⅠを履修した受講生が、アドバンスⅡに進むことが出来ます。
- 科学の甲子園ジュニアの代表チーム
- 課題研究の日本学生科学賞への全国大会出展
- 科学オリンピックへの地方大会参加
- 後輩へのメンターとしての指導
共同組織
- 山形県教育庁(義務教育課・高校教育課・教育センター)
- 山形県工業戦略技術振興課
- 山形市教育委員会
- 山形市総合学習センター
連携機関
- 山形県立博物館
- 山形県産業科学館
- 鶴岡市立加茂水族館